先に、悪徳業者の見極め方を述べましたが、それでは、適切なシロアリ駆除業者を見極めるにはどうしたらいいのでしょうか。
まず、「社団法人日本しろあり対策協会」の会員であることが重要です。前述のように、管理責任者の資格の有無や業者の施設などについて細かく査定しているため、しろあり対策協会の会員であるということは、信頼できる業者だと言えるでしょう。同協会のホームページがあり、そこで会員の名簿が見られるので、チェックすることができます。
また、使用される薬剤も協会が認定しているものであること。その薬剤が認定されたものであるかどうかも、同協会のホームページで確認できますので、ぜひ、調べてみてください。土壌処理剤、予防駆除剤、乾材シロアリ用駆除薬剤など、種類も数多くあり、薬剤の名前など、素人には分かりづらいかもしれませんが、その薬剤の主成分や製造業者なども記載されているので、どんな成分を用いた薬剤なのかを知ることができます。
適切な業者は、もちろん、価格も適切です。その適正価格を見極めるためには、いくつかの業者に見積もりを取ることが欠かせません。
建物の構造や被害の状況によって変わってきますが、ケミカル工法の場合、一般的には、一坪あたりの単価×1階の建坪を基準として算出されます。坪単価は業者によって違ってくるのですが、ここで重要なのは、坪単価のみで比較をしないということです。一見、ほかの業者に比べて坪単価が安いように見えても、「浴室処理一式」や「諸経費」などとして、別途記載されていることもあるので、注意が必要です。坪単価だけで比較するのではなく、合計がいくらになるのかもチェックして比較しましょう。
ベイト工法の場合は、建物の外周によって価格が変わります。初年度は設置費用、2年目以降は管理費用をメートル単価で算出します。目安として、ベイト工法の初年度価格は、ケミカル工法のおおよそ2倍程度と考えておくといいかもしれません。