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被害はどのように広がるのか

種類によって被害程度も異なる

外気や光に弱い白蟻は、土の中などにコロニー(巣)を作り、そこから、自らの排泄物や土で作った蟻道と呼ばれるトンネルを進んで、建物の土台や内部の木材を侵食していきます。その被害の様子も種類によって違いがあります。

おもに床下を食害するのはヤマトシロアリ。木材のやわらかい部分を食べ、かたい部分は残すため、木材には部分的な空洞が見られ、その食べ痕は汚いという特徴があります。被害範囲はおもに床下ですが、1階部分の壁や畳、家具や衣類にまでおよぶことも少なくありません。
食べ痕がきれいで、被害程度が激しく、木材のいたるところに空洞を作るのがイエシロアリです。被害範囲は広く、床下から始まり、柱や壁、梁や桁などを加害し、天井、屋根裏にまで上がっていきます。その進行は非常に速いため、被害はたいへん大きなものとなります。
ダイコクシロアリとアメリカカンザイシロアリは木材のやわらかい部分もかたい部分も食べ、その食べ痕もきれいです。建物だけでなく、ピアノやタンス、机などの家具も食害します。進行速度は比較的緩やかですが、被害範囲は広く、ともに、乾いた砂粒状の糞を排出します。

とくに注意したいのは水まわりと玄関

シロアリは湿気を好むため、キッチンやお風呂場、トイレなどの水まわりは加害される可能性がとくに高い場所です。ユニットバスでは、壁に水がしみ込むことはないのですが、タイルを用いているお風呂は注意が必要です。タイルの目地から水がしみ込み、壁の中の木材を湿らせてしまうからです。

また、玄関は雨の日など、水分が床にしみ込んだり、木製のドア枠や上がり框などが被害に遭う場合があります。雨の日は極力、水分を持ち込まないようにする、濡れてしまったところはまめに乾かすなど、普段から気をつけておきましょう。

 
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